溶岩は頂上の火口から麓の溶岩湖へと流れていく。しかし、その流れは必然ではないという。誰も経験したことがないからといって、「溢れた水が盆に返らない」とは決して言い切れない。
※探索時間は変動スキルが無い場合
出現モンスター †
道中 †
最終フロア †
レアアイテム/二つ名 †
ダンジョン内ストーリー †
フロア1
山腹を逆流する溶岩に乗って、船は火山を登り始めた。
フロア2
煮え滾る溶岩の熱が伝わって、肌が焼けるように熱い。
フロア3
山麓を見下ろすと、港町や監獄が遠くに霞んで小さく見えた。
フロア4
ほどなく山頂に到着するだろう。
先人たちの言葉 †
聡明なる島民の声
本当に珍しいことなんだけど、溶岩が逆流することがあるの。麓の溶岩湖から山腹を登って、頂上へと戻っていくんだ。
天変地異の前兆だとか悪魔のいたずらだとかって騒ぐ人もいるけど、当然のことなんじゃない?って正直私は思う。私たちだって、息を吸っては吐いてを繰り返しているでしょ? 物事の全ては循環なの。火山だって、溶岩を吐いているだけじゃきっと"息苦しく"なっちゃうと思うんだ。
のんびり看守の哀しみ
……なんだかすごいことになっちゃったなあ。こんな僕のこともいつも気に掛けてくれた監獄卿が亡くなっちゃったのは、本当に哀しいよ。監獄卿の奥さんの料理はいつも美味しかったし、息子さんたちはすごく頼もしかったし、元気なお孫さんと遊ぶのも楽しかった……。
ねえ、もしも火山の聖獣がこれを聞いているなら、教えてほしいんだ。どうして良い人たちが先に死ななくちゃならないんだい? こう言うのは良くないってわかってるけど、この島にはもっと悪いことをしてきた人たちがたくさんいる。それなのに、どうして?
……教えてよ。じゃないと……この世界はものすごく歪で、恐ろしいくらいに不公平ってことに……なっちゃうからさ……。
孤独な旅人の呟き 5
赤い山が怒り狂っている。穢れ多き世界に一石を投じ、欲望にまみれたちっぽけな人間たちの生を糾弾するかのように。
僕はなぜ、こんな危険な島まで来たのだろう。罪に咎められたわけじゃないし、誰かに強制されたわけでもないのに。
……いや、本当はわかってるんだ。この島に来れば赦されるかもしれないと思ってしまった。そう……僕は赦されたかった。赦されたら、この孤独も終わるんじゃないかって、そんな甘い幻想を抱いてしまったんだ。
シリーズ:孤独な旅人の呟き
竜追いテレムの航海日誌 10
やっぱりアイツらは無事だった。まあ、心配なんてこれっぽっちもしてなかったが。
だが……古代人のお嬢ちゃんは攫われちまったらしい。悪の親玉め、えげつねえことするじゃねえか! 逆流する溶岩だかなんだか知らねえが、そんなのはどうだっていい。俺は今、すげえ燃えてる。悪の親玉から仲間を救ってこそ、英雄ってヤツだろ。なあ?
攻略 †
コメント †