嵐はおろかわずかな雨風や小さな波さえも見られない、凪の海域。年中平穏なこの場所では、何も起きるはずがない。もしも何らかの事件が起きたのだとすれば、それが誰かの思惑によって引き起こされたものであることは確かだろう。
※探索時間は変動スキルが無い場合
出現モンスター †
道中 †
最終フロア †
レアアイテム/二つ名 †
ダンジョン内ストーリー †
フロア1
機械仕掛けの牛の瞳が、冷たく光った……
フロア2
巨大な牛は金属の二本角を甲板に振り下ろした。
先人たちの言葉 †
こそ泥サルベージャーの自尊
凪の海域で船を進めてたら、監獄島へと向かう黒塗りの船とすれ違ったんだ。ありゃまるで悪魔の船って感じの恐ろしさだったぜ。いったいどんな犯罪に手を染めたら、あんな船に乗せられるんだか。
犯罪ってのはな、バレないようにこそこそ小さくやるもんなんだよ。一発ドデカくやっちまおうなんて奴は、俺からしてみりゃあ愚かの極みって感じさ。
ヘッ、ここら辺の海底に落ちてる古代の機械は集めりゃ結構な金になるんだ。やばい、俺って本当に賢すぎて、最高にイケてるぜ。
悩める漁師の自問
波風の立たない海を眺めていると、不思議な気持ちになるの。そして、いろんなことを考える。何も起きないってことは本当に良いことって言えるのかなとか、この海は何を思っているんだろうとか、私はどうやって生きていくべきなんだろうとか。答えが出るわけじゃないけど、でもこうやって考えることに意味はあるって思ってる。
……ふう。もうちょっとこの仕事、頑張ってみようかな。
気候学者の推察 5
海上には強い風が吹き、荒波が立つと決まっている。陸とは異なり、海には風の魔力の流れを遮る物がほとんど存在しないからである。しかし、この海域だけは例外だ。周辺海域でどんな嵐が起きていようとも、この海だけは決して荒れることがないのだ。
物事の例外には、深い理由が存在して然るべきだ。私はこう推察する。風の魔力の流れを打ち消す"何か"が、隠されているのだと。しかし、ここまで来てなおその手掛かりは一向に見つけられない。……諦めるものか。学者の本分は、失敗と前進にあるのだから。
シリーズ:気候学者の推察
竜追いテレムの航海日誌 3
あれは「キカイ」で合ってんのか? 牛の形をしたやべえヤツが襲ってきて、大騒ぎだった。アイツらはさすがに負けなかったみてえだが、何やらまずいことが起きてんじゃねえかって会議はしてるみてえだ。まあ細けえことは俺には関係ねえが、あんなキカイがもしもこれからも大勢出てくるってんなら、それも大航海って感じで良いじゃねえか? なあ?
攻略 †
コメント †