古代人が建てたとされる太古の遺跡。周囲の壁が大小さまざまな歯車で覆われていて、入口と呼べるような門も見当たらない。かつて遺跡を調査した学者が、「壁の歯車に書かれた古代文字を完全に解読することができれば、何かがわかるかもしれない」と言ったが、それはたとえ学者でなくとも推測できるようなことだった。
※探索時間は変動スキルが無い場合
出現モンスター †
道中 †
最終フロア †
レアアイテム/称号 †
ダンジョン内ストーリー †
フロア1
遺跡の天井や壁までもが、歯車でできているようだ。
フロア2
割れた歯車が、狭い通路に散らばっている……
フロア3
どこか遠くで歯車が噛み合う音がした……
フロア4
歯車仕掛けの大きな扉が、ゆっくりと開く……
先人たちの言葉 †
考古学者の知見 2
歯車の遺跡の中には誰も入れたことがないという。なぜなら入口が見当たらないからだ。考えられる可能性は二つ。入口がそもそも存在しないか、何らかの方法によって入口が現れるかだ。
しかし、監獄にさえ扉があるというのに、入口のない建物に何の意味があるのだろうか? それではただの石の塊だ。するとやはり入口が隠されていると考えるのが妥当だろう。壁の歯車に書かれた古代文字を完全に解読することができれば、何かがわかるかもしれない。しかし、古代文字の解読はまだ誰もできていない。ううむ。これは、八方塞がりかもしれない。
シリーズ:考古学者の知見
壁に書かれた古代文字
壁は、人と人とを遮るもの。壁は、国と国とを隔てるもの。壁は、嘘と真実とを分かつもの。
壁に隠された向こう側の景色を、人はいつしか忘れてしまうだろう。
天井に書かれた古代文字
天から人を眺むるは、神であるか悪魔であるか。人知を超えし存在から身を隠すため、人は住処に蓋をした。
しかし、罪が消えることはない。心には、後ろめたさが残るだろう。
台座に書かれた古代文字
権力者は、台に乗る。優れた戦果を残した者は、台に乗る。美貌をひけらかす者は、台に乗る。
台の高さが人の優劣を示すなら、今にも処刑されそうな者も、きっと優れているのだろう。
歯車に書かれた古代文字
歯車が回れば、天地が回る。歯車が止まれば、時が止まる。
どれほど灯りが乏しくとも、歯車を回すことを止めてはならない。死と再生を幾度となく繰り返しながら、人は巡り巡るのだ。
攻略 †
コメント †