はじめに †
このページでは、ゲームを始める前の予備知識から、ゲームの第3章クリアまでに必要と思われる情報を、必要と思われる順番でまとめています。ストーリーなどのネタバレには極力配慮しておりますが、「ここもネタバレじゃない?」等ありましたら、DiscordのWiki編集室等でご指摘いただけると助かります。
そもそもどういうゲーム? †
モンスターを倒して装備を手に入れ、手に入れた装備でパーティを強化し、さらに強いモンスターを倒してさらに強い装備を手に入れ、手に入れた装備でパーティを強化し…というゲームです。このようなゲームのことをハック&スラッシュ、略してハクスラと呼びます。「Diablo」シリーズなどがハクスラの大御所ですね。
「アルテスノート」の特徴は、プレイヤーは戦闘に関与できません。編成したパーティを探索に送り出したら、あとは戻ってくるのを待つだけです。問われるのは知識と経験です。
課金は必要? †
課金をしなくても十分楽しめると思います。ガチャ的なシステムもありません。が、このゲームを気に入っていただけたら、少しくらいは課金すると制作者さんが喜んでくれるかもしれません。なにせ個人制作のようなものらしいですから。
いち推しの課金アイテムは、「二つ名」を自由に変更できるようになる「極彩鳥の羽ペン」。お値段もワンコインとお手頃。一度買えば何度でも使えます。
⇒ 行商人 / 仕立て屋
操作が分かりにくい †
- 画面中央を上下左右にスワイプすると、表示項目を切り替えられます。
- OS標準の戻るジェスチャーで、一つ前の画面に戻れます。iOSなら「画面左端を右にスワイプ」、Androidなら「画面左端または右端を逆方向にスワイプ」です。
- 「編成⇒パーティを編成する」の画面で、キャラクターの枠内を長押しすると、そのキャラクターの詳細を見ることができます。「探索」画面に表示されているキャラクターも同様です。
- 画面下側に並んでいるボタンの中にある「探索」ボタンを長押しすると、待機しているパーティを一括で探索に出すことができます。
まずは何をすればいいの? †
チュートリアルメッセージに従いつつ、どんどん探索させていきましょう。しばらくはモンスターも弱いですし、万が一全滅しても、キャラクターロストはないので安心してください*1。ストーリーも手が込んでいるので、ぜひ読んでみてください。
ジョブと転職 †
ゲーム開始時から開放されている「ウォーリアー」などの六つのジョブを一次職と呼び、ジョブレベルを上げていくといろいろなスキルを習得していきます。このうち、ジョブ固有のスキル*2以外は他のジョブに転職しても使用できるので、全員一度は六つの一次職を経験し、すべてLv10まで上げておくと、何かと便利です。ストーリーを進めていくと、さらに強力なジョブ(二次職)も開放されていきますよ。
⇒ ジョブデータ
装備の見方 †
探索をしていると、パーティは次々とアイテム(装備)を見つけてくると思います。例えばこんな感じのものですね。
★★+[暗闇Lv.1|Lv.1]
《心眼+》シルバーソード
このような装備の見方ですが、まず「シルバーソード」というのがアイテムそのものの名称です。テキストが青色なのは、レアリティーが下から2番目の「レア」だからです。そしてアイテム名の前についている「《心眼+》」という部分が「称号」、その上の行の「★★+[暗闇Lv.1|Lv.1]」という部分を「オプション」と呼びます。
つまり、このアイテムは「シルバーソードという装備に、《心眼+》という称号と[暗闇]というオプションがついたもの」となります。
「称号」と「オプション」の効果はそれぞれのページを見ていただくとして、簡単に言えば、これらがついている装備は、ついていない装備と比べて2倍以上の性能を持ちます。しばらくは「★マークが多い=すごい」という理解で大丈夫です。さらに、装備に付与されたオプションは「強化」できますし、称号を「つけたり変更したり」することもできます*3。
余談ですが、すべてのアイテムには固有のフレーバーテキストが設定されています。攻略には関係ありませんが、世界観への理解を深めることができるので、たまには手を休めて、一つ一つ確認してみましょう。きっとゲームがもっと楽しくなりますよ。
⇒ 称号 / オプション / 装備強化 / 称号継承
共鳴効果 †
装備の中には、特定の武器や防具を同時に身につけるとボーナスを得られるものがあり、このボーナスを「共鳴効果」と呼びます*4。これは探索ログのアイテムをタップ、もしくはキャラクターの装備タブで装備を付け替えるときに、各装備の右側にある(i)ボタンをタップすると開くアイテムの詳細画面から確認できます。
最序盤から手に入る「レザーアーマー」などにも共鳴効果は設定されており、特に「バトルセット」*5や「アイアンセット」*6は強いと評判なので、集めて発動させてみるのも面白いと思います。
⇒ 共鳴効果
パーティーの組み方 †
ストーリーの攻略が目的の場合、以下のような編成を意識するといいでしょう。
- メンバーを守るタンクが1~2人
- 敵を倒すアタッカーが2人
- 回復役といったサポーターが1~2人
「そもそもタンクって何?」というような方は、こちらを。
タンクとは(クリック/タップで展開)
敵の攻撃を引きつけて、パーティメンバーを守る役割のことです。必然的に攻撃が集中することになるので、HPや防御力はもちろん、状態異常耐性などが重視されます。特別な理由がない限り、「かばう」が必須アビリティーです。攻撃力は通常、必要ありません。暇なときは「攻撃」ではなく「防御」を使用することが多いからです。
MMORPGでは一般的なロールですが、一人向けのゲームではあまり見かけないかもしれませんね。「タンク」という呼び方の由来にはいくつか説がありますが、「Tank=戦車のように重装甲で硬いから」とかがメジャーでしょうか。
アタッカーとは(クリック/タップで展開)
敵を攻撃して、倒す役割のことです。おおまかに物理アタッカーと魔法アタッカーに分けられますが、倒す方法によってさらに細かく派生していきます。が、倒そうと頑張るならアタッカーです。攻撃力や魔力が重視されるのが一般的で、タンクに守ってもらうのが前提なので、耐久力はまったくないことが多いです。
日本製のRPGだと、だいたい主人公がアタッカーなので、あんなイメージです。
サポーターとは(クリック/タップで展開)
傷ついた仲間を回復したり(ヒーラー)、強化したり(エンハンサー、バッファー)、あるいは敵を弱体化したり(デバッファー)といった、上記のタンク/アタッカーじゃない役割を総称してサポーターと呼ぶことが多いです。回復役ならある程度の魔力が必要となることが多いですが、場合によっては攻撃力も魔力も気にされない場合もあります。さらに、一人でいろいろな役割を兼ねることも多いです。宝箱の鍵開けや探索の時短といった戦闘外のお仕事を担ったりも。
そうりょとか白魔導師が分かりやすいところでしょうか。あのへんも回復+αですよね。
何より大事なのはタンク役です。「かばう」は必ずセットしましょう。「かばう」の発動条件は「味方が瀕死状態になる攻撃を受けたとき」になります。ゲーム内の冒険の手引きにも記載があるので、時間があるときにでも一読しておくと、アルテスもきっと喜びます。
- タンク
「ウォーリアー」の「かばう」でパーティーメンバーを守ります。片手間で「レイズ」や「キュア」を使ったりもします。他のメンバーは一撃でやられない程度の耐久力があると、かばう回数が減り、タンクの負担が軽くなります。
一次職では「ウォーリアー」がタンク向きです。
- アタッカー
非常に多岐にわたります。まずは物理アタッカーと魔法アタッカーを一人ずつつくってみると、システムを理解するための手助けになるかもしれません。
一次職では「ソードマン」「ウィザード」がメインのアタッカーとして、「レンジャー」もサポートをしながら攻撃参加することになるでしょう。
- サポート
回復したり、敵に状態異常をばらまいたり、味方を強化したり、戦闘外で役立つスキルを持っていたり…。目立つことは少ないかもしれませんが、さまざまなかたちでパーティに貢献するロールです。
一次職でサポート色が強いのは「プリースト」「レンジャー」「ロード」になります。
その他のパーティーの組み方 †
パーティ単位で方向性を決めて組んでみるのも面白いです。モンスターの耐性には偏りがあることが多いので、あるパーティでは苦戦するけれど、別のパーティでは簡単に倒せた…というようなことも起こります。
- 「支援攻撃」を主軸に攻撃するパーティ。召喚獣を大量に呼んだり、各種追加行動を行って「支援攻撃」を何回も行う。
- パーティ全員の耐久力を上げ、呪いや毒、砂嵐でじわじわダメージを与えるパーティ。
- 石化させて「石化貫通」、混乱させて「陽動作戦」、睡眠からの「暗殺」など、状態異常からの大ダメージを狙うパーティ。
シンプルに物理特化、あるいは魔法特化のパーティにしてみるだけでも、違うゲームを遊んでいるように感じられると思います。
「かばう」の注意点 †
耐久力を高めたタンクが他の味方を「かばう」のがこのゲームの鉄則ですが、いくつか注意点もあります。
- 「混乱状態」「暗闇状態」「狂化状態」では、「かばう」を習得していても発動しません。また、「睡眠状態」「石化状態」では行動できないので、やはり「かばう」ことができなくなります。タンクは状態異常にも気をつけてください。
- 装備に「かばう」がついている場合*7、メインスキルやサブスキルとして習得していなくても「かばう」ことができてしまいます。タンクなら問題ないですが、アタッカーやサポーターがかばってしまうと全滅待ったなしなので、必要ない場合はスキル設定でOFFにしておきましょう。キャラクター詳細画面のスキルタブを開き、各スキルの右側にある緑色のボタンを押すことで、ON/OFFを切り替えられます。
トレハンも楽しみましょう †
アルテスノートはハクスラです。ハクスラで重要なのは装備です。装備はモンスターから手に入れるものです。さあ、トレジャーハンティングの時間です。アルテスノートのトレハンの効率に直結しているのは、「アイテムDROP率」と「オプション付与率」という二つのステータスです。それぞれ「DROP」「OP」と呼ばれたりもします。
- アイテムDROP率は、倒したモンスターがアイテムを落とす確率を上昇させます。
- オプション付与率は、落ちたアイテムにオプションや称号が付与される確率を上昇させます。
どちらのステータスも、パーティに編成されているキャラクターの数値が合算されます。5人がそれぞれDROP+20%、OP+20%のステータスを持っていたら、そのパーティのDROP/OPはどちらも+100%になるわけですね。
では、どうやってDROP/OPを稼ぐかですが、まずはパーティの誰でもいいので、スキンスキルの中にある「ビギナーズラック」というスキルを習得しましょう。複数人が習得しても意味はないので、一人で十分です。このスキルは、パーティのDROP/OPが+250%以下の場合にのみ効果を発揮するスキルで、DROP/OPを+250%に底上げしてくれます。パーティのDROP/OPが250%を超えるまでは、必ず誰かに習得させておきましょう。これだけでもかなり違います。
例(クリック/タップで展開)
- パーティの素のDROP/OPが両方とも0、ビギナーズラックなしの場合
- パーティの素のDROP/OPが両方とも0、ビギナーズラックありの場合
- パーティの素のDROP/OPが両方とも100、ビギナーズラックありの場合
- パーティの素のDROP/OPが300/100、ビギナーズラックありの場合
こんな感じの補正が得られます。
自動周回で装備を集めよう †
アルテスノートには、手動で探索に出すのとは別に、「自動周回」というシステムがあります。このシステムをうまく使うと、効率的に装備を集めたり、忙しくてアプリになかなか触れないようなときでもトレハンを楽しむことができるので、積極的に利用しましょう。
⇒ 自動周回
攻略につまずいたら †
何度挑戦しても全滅してしまう…。そんなダンジョンが現れたら、以下のことを確認してみましょう。
- キャラクター
- キャラクターのレベルは足りているでしょうか。
特に3章ぐらいまでは、レベルを上げることが手っ取り早い解決策であることが多いです。安定して周回できるダンジョンでレベル上げを行いましょう。いいアイテムが落ちるダンジョンだと、さらにすてきですね。
- パーティ編成はバランスよく組めていますか。
特にタンクは、どこを探索するにせよ必須のロールです。必ず一人以上編成しましょう。少々火力が足りていなくても、タンクさえ倒れなければ全滅はしません。
- 装備
- それぞれの役割に合った装備をしているでしょうか。
「役割に合った装備とはなんぞや」となるかもしれませんが、3章ぐらいまでなら、タンクはHPと防御力、アタッカーは攻撃力(物理系)/魔力(魔法系)が伸びる装備を選んでおけばいいと思います。サポーターに関しては、回復役の魔力を伸ばしてあげる程度で当面は十分でしょう。
- キャラクター詳細画面の装備タブのメニューから「おすすめ装備に変更する」を選択することで、自動的にそれっぽい装備を見繕ってくれる機能はありますが、あくまでも「それっぽい装備」なので、いずれ限界は来ます。おすすめ機能は補助にとどめて、できるだけ自分で選ぶようにしましょう。
- 戦闘ログ
- どうしても攻略できないときの最終手段。
戦闘ログには、戦闘開始から全滅までの全行動が記録されています。つまり、これを正しく読み解くことができれば、全滅の原因も分かるわけです。本格的に必要になるのは4章からになると思いますが、戦闘中のメッセージも凝っていて面白いので、暇なときに見てみるとよいでしょう。
つまづきやすいダンジョン †
上記のポイントを踏まえて、3章までにある難関ダンジョンを攻略するためのポイントをまとめています。なお、ストーリー攻略には関係しない「エクストラダンジョン」は除いています。
つまづきやすいダンジョン(クリック/タップで展開)
- 初代王のピラミッド(1章)
第1章のラスボスがおわしますダンジョンです。道中に登場する「スペクター」がタンクを「睡眠状態」にする可能性はありますが、状態異常の類いはそのぐらいなので、ここで全滅してしまう理由は、レベルや装備が足りていないことがほとんどでしょう。
- 地下水路(2章)
出現するモンスターの中にいる「ゼラチンキューブ」というのがくせ者で、物理の斬属性に対してだけ、鉄壁ともいえる耐性(99.9%)を持っています。さらに「瘴気」というフィールド効果で、頻繁に「毒状態」になるおまけつき。最低でも斬属性以外の攻撃手段を持ったパーティで探索しましょう。
- 抜け落ちた海(3章)
ボスの攻撃を受けると「麻痺状態」になることがあり、一定確率で行動が実行されない状態になります。何度か挑戦すれば突破できるとは思いますが、どうしてもつらい場合は、麻痺耐性が上がる「サバイバルスーツ」「帯電石」といった装備を採用してみてください。
- 吟遊詩人ヒュルドの識界(3章)
こちらはボスの攻撃で「睡眠状態」「混乱状態」「沈黙状態」という三つの状態異常になる可能性があり、対策なしではパーティが機能不全を起こす可能性が高いです。
睡眠と混乱はタンクの「かばう」を阻害するので、かなり危険です。「信者の覆面」や「オニキス」でタンクの耐性を上げましょう。特に「信者の覆面」は上昇幅が大きく、また狂化耐性も伸ばせるので、★2以上の上物があると心強いです。そのほか、二つ名を「由緒正しき」か「信者」にする、固有称号「《背信》」が付与された装備を採用すると「[無効]混乱」というスキルを習得できるので、混乱対策に絞るならこちらも有用です。
沈黙には「大司教の上衣」「オパール」などを装備して対抗しましょう。また、二つ名を「扇動者」か「交渉人」にすることで、沈黙を無効化するスキルを習得できます。
第3章までのおすすめダンジョン †
攻略に詰まってしまったのでレベルを上げたい。第2パーティ以降はどこを探索させよう。そんなあなたに、通常難易度でも有益なアイテムが手に入るダンジョンをピックアップしてみました。
第3章までのおすすめダンジョン(クリック/タップで展開)
おわりに †
以上が第3章までの流れと、知っておきたいことになります。無事に第3章をクリアできたでしょうか。第4章以降の流れについては、中級者への道で取り上げておりますので、よろしければもう少しお付き合いください。
コメント †