正しすぎる人間は、ときに疎まれてしまうものだ。失意のどん底へと叩き落とされ、世界に絶望した彼もまた、正しき心を持っていた。誰よりも高潔であり続けようとした彼の過去を知る手がかりは、もはやこの腕章にしか残されていない。
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