「魔海域の破壊者」として恐れられる巨大クジラ、黒鯨が棲む海域。一匹の個体のように見えるそれは、小魚が寄り集まってクジラに擬態した魚群のようだ。かつてその正体に鋭く気がついた船乗りたちもいたが、暴流のように迫り来る脅威になす術もなく、細切れに食い殺されてしまった。
※探索時間は変動スキルが無い場合
出現モンスター †
道中 †
最終フロア †
フロア | 名称(種族) | 最小数 | 最大数 | 難易度 |
2 | 黒鯨(魔獣) | 1 | 1 | 通常~狂気 |
レアアイテム/二つ名 †
ダンジョン内ストーリー †
フロア1
巨大な影が嵐の向こうから迫り来る……
フロア2
船を覆うほどの暴流が、甲板に押し寄せる。
先人たちの言葉 †
魔物生態研究報告書 6
「魔海域の破壊者」を一目見たくて、頼み込んで竜追いの船に乗せてもらったわ。……それにしても、この竜追いという人たち、好きな目的のためには危険を顧みないあたり、とても気が合うわ。それに、卓越した航海技術もありながら、勇敢で逞しい。
あら、私、人間にこれほど興味を持ったのは初めてじゃないかしら? ふふ、黒鯨を前にして別のことを考えるなんて、私ったらいったいどうしちゃったのかしら?
シリーズ:魔物生態研究報告書
遭難者のボトルメッセージ
あの鯨からは、誰も逃れられない。この船ももうダメだ。僕は、ここで死ぬんだろう。
この手紙を読む人よ。魔海域に近づいてはならない。ここは地獄だ。さようなら、ああ海水がもうここまで。魚たちが口を開けて待っているのが見える――
臆病キャプテンのトカゲな日々 3
私は、後悔している。皆を危険に巻き込んでしまった。キャプテン失格だ。
結局のところ私は、少年の頃と同じただのごっこ遊びに興じていただけなんだ。素人が興味本位で手を出して良い海域ではなかった。船員たちも冒険者たちも命を削って頑張ってくれている。
本当にすまない気持ちでいっぱいだ。随分と遅すぎるかもしれないけど、私はどうしようもなく普通の商人なんだと、まるで傷口に塩を塗られるように痛感しているよ。
攻略 †
コメント †