深海の洞窟の最奥部には広大な空間があり、そこには巨大な船が沈んでいた。側板に絡みついた海藻を手で払うと、金色のプレートに刻まれた古代文字が目に入る。――金塊を求めし船 ゴールデン・ハインド号。……この船の全てが、噂の宝ということだろうか。
探索時間通常:90分
幻想:100分
狂気:120分
フロア数8
ダンジョン特性水中
呪縛
遺跡
探索イベント先人たちの言葉
宝箱
落し物
休息
電撃トラップ
毒矢
睡眠ガス
大岩トラップ
トラバサミ

※探索時間は変動スキルが無い場合

出現モンスター

道中

フロア名称(種族)最小数最大数難易度
1クルールセイラー(不死)14通常~狂気
ヴァンシー(不死)02通常~狂気
2クルールセイラー(不死)14通常~狂気
ヴァンシー(不死)02通常~狂気
スケルトンファイター(不死)03通常~狂気
3クルールセイラー(不死)14通常~狂気
ヴァンシー(不死)02通常~狂気
スケルトンファイター(不死)03通常~狂気
スケルトンマークスマン(不死)03通常~狂気
4クルールセイラー(不死)14通常~狂気
ヴァンシー(不死)02通常~狂気
スケルトンファイター(不死)03通常~狂気
スケルトンマークスマン(不死)03通常~狂気
カースドトレジャーズ(不死)02通常~狂気
5クルールセイラー(不死)14通常~狂気
ヴァンシー(不死)02通常~狂気
スケルトンファイター(不死)03通常~狂気
スケルトンマークスマン(不死)03通常~狂気
カースドトレジャーズ(不死)02通常~狂気
6クルールセイラー(不死)14通常~狂気
ヴァンシー(不死)02通常~狂気
スケルトンファイター(不死)03通常~狂気
スケルトンマークスマン(不死)03通常~狂気
カースドトレジャーズ(不死)02通常~狂気
7クルールセイラー(不死)24通常~狂気
スケルトンファイター(不死)24通常~狂気
スケルトンマークスマン(不死)24通常~狂気
ゴールデンハインド(不死)11通常~狂気

最終フロア

フロア名称(種族)最小数最大数難易度
8クルールセイラー(不死)24通常~狂気
スケルトンファイター(不死)24通常~狂気
スケルトンマークスマン(不死)24通常~狂気
サー・ドレーク(人型)11通常~狂気

レアアイテム/二つ名

忘らるる金塊船

ダンジョン内ストーリー

フロア1
広大な空間の天井には小さな縦穴が複数空いている。陽の光がわずかに差し込み、水中の船を照らしていた。
フロア2
船内は異質な雰囲気で満ちている……
フロア3
船室から、不気味な笑い声が聞こえた気がした……
フロア4
朽ちた船の所々に見える豪華な装飾が、かつての"黄金期"を物語っている。
フロア5
使い方のわからない道具が床にいくつも落ちている。
フロア6
積み上がった金塊が描かれた旗が、壁に留め付けられている。海中に放置されていたはずだが、仕立てたばかりのようだ……
フロア7
再び甲板に出ると、船が水中に帆を張っているのが見えた。いつの間にか船は、かつての美しさを取り戻している……
フロア8
胸を張った海賊の長が、剣先を向けてきた。これは幻覚だろうか……?

先人たちの言葉

トレジャーハンターの日記 1
海底に沈む船を偶然見つけたときには驚いたが、さらにその船が金塊を運んでいた海賊船だとわかったときにはもっと驚いた。これで俺たちも億万長者だ……ただただ辛いだけの海底探査をやっと辞めることができる。
しかし、良い船だ。船室もたくさんあるし、装飾も凝っている。長い間、海中に沈んでいたとは思えないほど美しく、こうやって船室の椅子に座って日記を書きたくなるくらいだ。
……ん? 水中のはずなのに、俺はいったい何を……
トレジャーハンターの日記 2
おかしい……俺は夢でも見ているのだろうか。船室は水に沈んでいないし、俺には水中呼吸の魔法もかかっていない。しかも、俺は空気を吸って吐いている。いや、それどころか、船が揺れている……。海上を航行しているのか……?
俺は、船室の扉に一度手をかけたが、開けるのはやめた。この部屋から出たらもう二度と"現実"に戻れない。そう直感したのだ。今にも俺は正気を失ってしまいそうだ。だからこうして日記を書き殴っている。
……ああ、廊下を駆ける足音がする。誰かがこの船室にやってくる……。やめてくれ、俺は海賊なんかには……
トレジャーハンターの日記 3
船室の扉を勢いよく開けたのは、船長だった。この沈没船の船長じゃない。俺が乗っていた探査船の船長だ。潔癖だったはずの船長の顎には髭がびっしりと生えていて、黒い三角帽子が頭に乗っていた。
日記を書き続ける俺に向かって、船長が「早く起きろ」と怒鳴りつけてくる。どうやら、略奪の準備をしろということらしい。船長の後ろにはカットラスを腰に差した仲間たちが呆れた様子で立っているのが見えた。ああ、俺は寝坊してしまったのか……。
いや、俺は海賊じゃない……。じゃあ、俺は何なんだ? 船乗り……だったか? ああ、もうわからない……。なぜ俺は……何を……書いて……
私掠免許状
汝、荒海を統べる者。我が国の秩序を乱す船々の拿捕を許可する。与えられしその力を、正義の名のもとに遺憾無く発揮せよ。
船長の心得 1
人間は、裏切る生き物だ。どれだけ神に誓おうとも、止め処なく溢れる欲望を捨てきることなどできるはずもなく、ひとたび金塊を目にしてしまえば、忘れることなどできはしない。口では正義を語る人間も、密かに自らを裏切り、欲望に従って生きている。
ならば、人間を支配するのは簡単だ。そいつらの欲望を満たしてやればいい。都合の良いことに、自ら悪事を働きたくはないが悪事を働く者が得る利益を分けてもらいたいと考える無責任で強欲な人間が、この世界には溢れているのだから。
船長の心得 2
悪に染まることを厭わない人間を見て、恐怖する人間は多い。しかしそういう奴らに限って、その眼差しに羨望が含まれていることに気が付いていない。恐怖とは、未知のものに対する羨望と好奇心と危機感が生み出すのだ。
ならば、人間を懐柔するのは簡単だ。恐怖する人間から、危機感だけを取り除いてやればいい。そいつだけには危害を加えないと口約束をする。たったそれだけで、安心感は好意に、そして羨望は興奮へと変わるのだから。
船長の心得 3
一人の人間では到底使いきれないほどの金塊、あらゆる人間を従えるだけの地位、末代まで語り継がれるであろう名誉。それらの全てを手にしたが、俺にはどれも必要ない。真に必要なものは初めから一つ、この船だ。
俺の自由を邪魔する奴らを排除し続けているうちに、いつの間にか世界を手にしていたというだけのこと。たとえ死んでも俺は海を巡り、自由を求め続ける。この船さえあれば、それも可能だろう。そう、潰えぬ夢の中で、永遠に。

攻略

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