高潔なる聖騎士の腕当て。その手に掴みたかった未来は、自分の欲望だけが叶ったり、大切な誰かが悲しんだりするような未来ではなかった。誰かと誰かが手を取り合って暮らせるような、そんなささやかな未来だったはずだった。
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