入口に「No.13」と刻まれた古い灯台。周囲の海が穏やかだった頃、灯台は珊瑚を拾いに来た古代人の船を照らしていた。長い年月が経ち、誰も訪れなくなってしまってもまだ、頂上の炎は海を照らし続けている。
探索時間通常:80分
幻想:90分
狂気:110分
フロア数6
ダンジョン特性無し
探索イベント先人たちの言葉
宝箱
落し物
休息

※探索時間は変動スキルが無い場合

出現モンスター

道中

フロア名称(種族)最小数最大数難易度
1フローティングアイ(悪魔)03通常~狂気
ファイアーキーパー(魔獣)03通常~狂気
2フローティングアイ(悪魔)02通常~狂気
ファイアーキーパー(魔獣)02通常~狂気
ファイアーゲイザー(悪魔)02通常~狂気
3ファイアーキーパー(魔獣)02通常~狂気
ファイアーゲイザー(悪魔)02通常~狂気
4フローティングアイ(悪魔)03通常~狂気
ファイアーキーパー(魔獣)03通常~狂気
ファイアーゲイザー(悪魔)03通常~狂気
デスアーマー(悪魔)02通常~狂気
5フローティングアイ(悪魔)03通常~狂気
ファイアーキーパー(魔獣)03通常~狂気
ファイアーゲイザー(悪魔)03通常~狂気
デスアーマー(悪魔)02通常~狂気

最終フロア

フロア名称(種族)最小数最大数難易度
6ガーゴイル(悪魔)22通常
ガーゴイル(悪魔)23幻想~狂気

レアアイテム/二つ名

消えずの灯台 No.13

称号モンスター
《悪魔像》ガーゴイル

ダンジョン内ストーリー

フロア1
寂れた灯台の扉を押し開けた。
フロア2
潮の香りと、埃っぽさでいっぱいだ。
フロア3
古代文字が壁に刻まれている……
フロア4
軋む螺旋階段が続いている。
フロア5
上に進むほど、温かさを感じる。
フロア6
最上階に出ると、炎が静かにゆらめいているのが見えた。

先人たちの言葉

孤独な旅人の呟き 3
決して消えない炎の存在は、永遠に不変のものが世界に存在し得ることの証拠となってしまう。
僕は、永遠という言葉が嫌いだ。永遠など存在して良いはずはない。僕の孤独も、救いようのない僕の人生も、いつかは終わると信じることで心の安寧を手にすることができた。消えない炎など、あってはならないんだ。
……この目で確かめよう。件の炎が消える、その瞬間を。
『灯台守』
新たな大地を踏みしめようと、人は嵐を漕ぎ進む。途方もない代償を払ってなお、それでも暗海の先に肥沃な土地を求めずにはいられないのだ。
ならば、岸辺に塔を建てよう。君たちの行先をわずかでも照らすために。限りなく無謀な挑戦が、いつか実を結ぶその日まで。
『青年と種火』
無口な青年が、一つまた一つと灯台に種火を配っていく。しかし、種火には限りがある。13本目の灯台で、早くも手持ちの種火は尽きてしまい、青年は途方に暮れてしまった。
全ての海を照らせば、海に消えた婚約者が見つかるかもしれない。それがひどい妄想であることは青年自身もわかっていた。わかってはいても、行動せずにはいられなかったのだ。
それから青年は姿を消した。青年が灯した灯台は、今も誰かの道標となっている。
『不確定なる炎』
炎は、暗闇に光をもたらした。炎は、人々に暖をもたらした。しかし炎は、美しい花畑を燃やし尽くしてしまった。
炎は、善でも悪でもない。炎は、変化そのものだ。ならば、消えない炎は、終わらない変化の象徴なのか? いや、違う。消えない炎は、変化をもたらし続けるが、自らは変化しないという矛盾した存在。それは、不確定性の象徴だ。
世の中には、変わらないと思えるものがある。悪事はなくならない。罪は赦されない。世界は混沌から救われない。しかしそれらの不変性も不確定。すべては移ろい、変化と不変の境界を彷徨っているのだ。
考古学者の知見 3
嵐とはいえ、どこかの岸に流れ着いたことは幸運だった。とにかく夜を越すために、まるで人気のない古びた灯台に登ると、火が焚べられていた。床には埃が分厚く積もっており、誰も管理する者などいなさそうに見える。不気味だ。
しかし、火があるというのはありがたい。服を乾かし、体を温め、ずぶ濡れのパンを齧ると少しだけ活力が湧いてきた。見渡すと、ところどころに古代文字らしき文章が刻まれている。朽ちた本棚には、湿気た本がいくつも並んでいた。おそらくは、古代人の建造物だろう。するとこの燃え続ける火も、古代人の遺物ということか。
私は今、いったいどこにいるのだ。朝日が登ったら周囲を見渡してみよう。ここが見知った土地の海岸だと良いのだが……。
臆病キャプテンのトカゲな日々 6
自分のことばかり考えていたから、船員たちのストレスが限界に来ていたことに気がつかなかった。些細な言い争いから乱闘が始まってしまったので、慌てて最後のワイン樽を空けさせて、なんとか鎮めた。
船員たちはいつも頑張ってくれている。こんな臆病で愚かな商人についてきてくれているのだから、怪我をさせたり嫌な思いをさせたりなんて絶対にしたくない。
危険な海域の中心。遭難した船の上。そんな現実を忘れるかのように宴会を始めた彼らを見て、私も苦手な酒を少しだけ飲んでみた。ひどく苦いが、確かに美味しかった。……私は、見えてなかったのかもしれない。ささやかな幸福は、たとえ臆病であったとしても、すぐ手の届くトコにあったのだ。

攻略

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