#contents ザルツァイト王家の城の第一客室から伸びる隠し通路。随分と長い間利用されていなかったため、その存在は忘れられてしまっていたが、姫付きの老執事だけは覚えていたようだ。魔物も突然現れた人間たちにびっくりなはず。 |~探索時間|通常:70分&br;幻想:80分&br;狂気:100分| |~フロア数|CENTER:5| |~ダンジョン特性|無し| |~探索イベント|[[先人たちの言葉]]&br;[[宝箱]]&br;[[落し物]]&br;[[休息]]| ※探索時間は変動スキルが無い場合 *出現モンスター **道中 |~フロア|~名称(種族)|~最小数|~最大数|~難易度|h |CENTER:|LEFT:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |1|[[ギガントード]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ヴェノムスパイダー]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |2|[[ギガントード]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ヴェノムスパイダー]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ゼラチンメタル]](魔獣)|0|1|通常~狂気| |3|[[ギガントード]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ヴェノムスパイダー]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ゼラチンメタル]](魔獣)|0|1|通常~狂気| |~|[[ビッグマイマイ]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |4|[[ギガントード]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ヴェノムスパイダー]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ゼラチンメタル]](魔獣)|0|1|通常~狂気| |~|[[ビッグマイマイ]](魔獣)|0|3|通常~狂気| **最終フロア |~フロア|~名称(種族)|~最小数|~最大数|~難易度|h |CENTER:|LEFT:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |5|[[ギガントード]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ヴェノムスパイダー]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ビッグマイマイ]](魔獣)|0|3|通常~狂気| |~|[[ブラックウィドウ]](魔獣)|1|1|通常~狂気| *レアアイテム/二つ名 #includex(ダンジョン別ドロップアイテム一覧/第3章,titlestr=off, firsthead=off,section=(num=17)) *ダンジョン内ストーリー #expand(フロア1){{ 石造りの暗い道が伸びている。 }} #expand(フロア2){{ 淀んだ空気が溜まっているようだ。 }} #expand(フロア3){{ 何かの低い鳴き声が、遠くから聞こえる…… }} #expand(フロア4){{ 海風が微かに肌を撫でる。出口が近いのだろうか。 }} #expand(フロア5){{ 視界の端で何かが動いた…… }} *先人たちの言葉 #expand(盗掘の極意 3){{ 盗掘マスターを目指す君へ! 高い塀に囲まれた城だからって盗掘を諦めてはいけないよ! 守りを硬くした城ほど、隠し通路がつくられているものなんだ! 町外れの教会とか、離れた洞窟とかに繋がっている可能性が高いから、その出口を頑張って見つけよう! 見つけられたらあとはいつもと同じ! とにかく盗掘しよう! }} #expand(ザルツァイト王家の口伝 1){{ これは、世界のすべてがこれから失うもの、いや未来の人々にとってはすでに失っているだろうものを、いつの日か取り戻すための歌なんだ。そう、失ってしまった者たちに捧げる歌、『喪失者の歌』だ。私はこの歌を口ずさみながら、いつまでも待ち続けているよ。 }} #expand(ザルツァイト王家の口伝 2){{ 『喪失者の歌』を受け継ぎ、守り抜いてほしい。いつか誰かが、その歌を欲するその時まで。 歌が世界を救うだなんて奢りはないけれど、それでも世界を少しだけ変える力はあるはずだ。この歌が必要になるときは必ず来る。だから、よろしく頼むよ。 ――吟遊詩人ヒュルド }} #expand(ザルツァイト国王の早計){{ 私の娘に近づき、あわよくば王国の後継となろうとは、まったくズル賢く無礼な奴らばかりだ! その汚らわしい指を一本でも娘に触れさせてなるものか。我らがハーフヴァンパイアの崇高なる血に混ざりこもうなど、到底許されんぞ。 そもそも、清らかで豊かな人生を送るためには、城外に出る必要など一切ないのだ。娘の欲しいものは全て、私が与えよう。この塀の中こそが、世界で唯一の楽園なのだ。 }} #expand(老いぼれ執事の奮闘){{ 姫様、私は感涙にむせんでおります。ついに姫様が、城の外に足を踏み出しました。 しかし、こうして悠長にしている暇などございません。早速、偽装工作の方を始めなければなりません。まずはベッドに布を押し込んで膨らみをつくり、姫様は体調を崩されて寝込んでいるということにいたしましょう。お食事は私がお運びし、誰一人としてお部屋には入れません。そして時間を稼いだ後、頃合いを見計らって姫様がお逃げになられたことを伝えるのです。いつまでも皆を騙しておくことはできませんからね。 おっと、誰かが部屋の扉をノックしておりますね。私に姫様のような美しいお声を出す技術でもあれば良かったのですが。はて、どういたしましょう。 }} #expand(鳥籠の中の決意 1){{ 城の周りが高い塀で囲われたのは、いつのことだったでしょうか。私がまだ幼い頃、物心がつくかつかないかの頃には、すでに建てられていた気がします。 ある日、ダンが用意した絵本に「鳥籠の外の世界を知らない鳥は、籠の外に出ようとしない」と書いてあるのを見ました。そのときに、ふと気が付いたのです。私が今いる場所はもしかすると狭い鳥籠の中で、籠の外には広大な世界があるのではないでしょうか、と。 }} #expand(鳥籠の中の決意 2){{ それが事実であることは、すぐにわかりました。私が今いるこの環境は、"普通"とは程遠いことがわかってしまったのです。 私は外の世界に憧れました。ときおり塀の向こうから聞こえてくる闘技場の歓声に心を踊らせ、塀の上に止まった鳥に外の世界のことを聞こうと話しかけ、誰かが私を連れ出してくれる日が来るのではと待ちわびました。そんなとき、ダンが秘密の通路のことを教えてくれたのです。目の前に続いていた暗い通路は、私の足につけられた鎖を千切るための、私にとってまさに唯一無二の活路でした。 }} #expand(鳥籠の中の決意 3){{ けれど、すぐに逃げ出すわけにはいきません。上手くやらなければ捕まってしまい、きっと二度目の機会は訪れないでしょう。ですから、港にたくさんの船が停泊する建国祭の日、謁見に訪れる異国の優勝者が現れたときに、その方々の力を借りようと思ったのです。 今になって思えば、あまり賢い選択とは言えないかもしれませんね。けれど、それが私の精一杯でした。鳥籠の中で懸命に考えた最善の方法だったのです。 }} #expand(鳥籠の中の決意 4){{ お父様とお母様には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。塀の中の生活が、私のことを思ってくれた結果であることは、痛いくらいにわかっていましたから。 けれど、私は外に出たかったのです。絵本の鳥は最後に、勇気を出して鳥籠から飛び立っていきました。風に乗って海を越えて、知らない街に寄って、遠くの鳥と出会い、恋に落ちます。きっとそれが本当の自由。本当の人生。世界の果てにある、全ての可能性。私は、その可能性に触れてみたいのです。 }} #expand(臆病キャプテンのトカゲな日々 15){{ すごいぞ、彼らは勝ったんだ! 優勝した! そして召喚者から王国を救ったんだ! 嬉しすぎて、周りの人々に自慢してやったよ。彼らを運んだのは私の船なんだってね! ああ、最高の気分だ! 彼らにお祝いを言いたいけれど、姫様の謁見があるから仕方がない。今日のところは家に帰ろう。 ……いや、ちょっと待て。そういえば私は、彼らの優勝に賭けていたんだ……。前評判なんてないチームだ、配当はいったいいくらになるんだ……? まずい、手が震えてきた……。 }} *攻略 *コメント #pcomment(,20,below,reply)