デザートウォームの体内に埋まっている赤い核。「破壊」を願う心に反応すると、核の周囲に突如として風が吹きすさび、砂が勢いよく舞い上がる。砂嵐に紛れて"それ"は破壊の限りを尽くし、そして嵐が止む頃には、あたり一面は更地に変えられていることだろう。そう、まるで初めからそこには何もなかったかのように。
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