大地の底に作られた都市の地下空間のさらに深く。そこには草が生い茂り、高木が立ち並ぶ森があった。人を襲う機械の姿はないが、どこからか獣の声が聞こえてくる。
※探索時間は変動スキルが無い場合
出現モンスター †
道中 †
最終フロア †
レアアイテム/称号 †
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ダンジョン別ドロップアイテム一覧/第章 does not exist.
ダンジョン内ストーリー †
フロア1
地の底の森を歩き出すと、涼しいそよ風が頬を撫でた。
フロア2
草木の香りや柔らかい土の感触に、懐かしさすら感じる。
フロア3
聞き慣れない動物の遠吠えが、静かな森に響き渡る。
フロア4
仄かに光る草木が、陽光の届かない地底の森を照らしている。
フロア5
古代の機械は、どこにも見当たらない。
フロア6
随分と森を歩いている。地竜の元へはあとどれほどでたどり着けるのだろうか。
フロア7
森をくりぬいたかのような広場に、一本の輝く大樹が生えていた。
先人たちの言葉 †
ドワーフ地図師の記録 1
私はその日も未開の地を歩きながら、白紙の地図を埋めていた。機械獣の脅威が及ばない場所を探すためには、この世界の正確な地図が必要だったからだ。もしもあらゆる条件を満たした"楽園"が見つかれば、怯えて暮らす必要はなくなる。私の肩には、皆の命が懸かっていた。
ドワーフ地図師の記録 2
「地震か?」と思ったときには、既に遅かった。私の足元の地面は崩れ始めていて、崩落から逃れる術は残されていなかったのだ。
落下する感覚、そして暗転。やがて意識を取り戻した私が松明を掲げると、緑で満たされた景色が見えた。草木が生え並ぶ広大な空間。ここは天国だろうか——? 私は何故か、そんなことを思った。
ドワーフ地図師の記録 3
見上げると、天盤に小さく穴が開いているのが見えた。私がその穴から落下したのだとすぐにわかった。残念ながら、登ることはできそうにない。私はどこか別の"出口"を探すことにした。
生還は絶望的にも思えたが、私はあまり深刻に考えてはいなかった。この森は私たちの"楽園"になり得るかもしれない。私の地図師として使命が、痛む身体を突き動かしていた。
ドワーフ地図師の記録 4
森には多くの魔物が蔓延っていたため、私は慎重に探索を続けた。しかし、歩き続けてどれくらい経ったのか、やがてわからなくなった。鞄に入れてきた食料は底を突き、木の実で飢えを凌ぎながら、それでも私は地図を描き続けていた。この地図が皆を救うのだ。そう自分に言い聞かせることで、生にしがみついていたのだと思う。
ドワーフ地図師の記録 5
しかし、灯火もいつかは消える。朦朧とする意識。希望がひび割れる音。死の気配——。駄目かもしれない。そう思った瞬間だった。
私の目の前には「竜」がいた。忘れることなどできるはずもない。あの巨体。あの瞳。あの鼻息。私をじろりと睨み付けたその茶色い竜が、私の命を救ってくれたのだから。
ドワーフ地図師の記録 6
そこは色とりどりの花が咲いた美しい空間だった。呆然とする私に、茶色い竜は言った。「迷い込んだ人間はお前か……。ここで死にたいか? 生きたいか? 選べ」。口調はそっけなかったが、私にはどこか暖かさを感じたことを覚えている。私は「生きたい」と答えた。すると竜は鼻息を一つ漏らして言った。「人間は、どいつもこいつも傲慢だ」と。
ドワーフ地図師の記録 7
それが最後の記憶だった。目を覚ますと、私は仲間たちに囲まれていた。皆に聞くと、私は崩落場所の近くで倒れていたそうだ。地図も含めて、持ち物は全てなくなっていた。体調が回復した後、現場にもう一度行ってみたが、森の入口を見つけることはできなかった。「夢でも見たのだろう」と皆は言った。
竜は私たちを、人知れず見守ってくれているのではないだろうか。もしもそうならば、きっと私たちの未来は明るい——。私はそんなことを考えながら、また地図を描き始めたのだった。
竜追いテレムの航海日誌 23
おいおい、都市を動き回ってた機械が、急にピタリと全部動かなくなったぜ。なんか、時間が止まってねえか?
……これ、雷竜んときと同じじゃねえか? 大丈夫かよ、アイツら……。
攻略 †
コメント †