多くの開拓者たちが冒険の半ばで、海の藻屑と消えた。故郷の土を踏むことすら叶わなかった彼らは、仲間たちの手によって水葬されたという。海に生き、海に死んだ者たちの古き墓場が、今も船乗りを待っている。
※探索時間は変動スキルが無い場合
出現モンスター †
道中 †
最終フロア †
レアアイテム/称号 †
ダンジョン内ストーリー †
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フロア1
波に揺れる墓標の上を、青白い火の玉が漂っている……
フロア2
遠くの海で、朽ちた腕がゆっくりと水面を掻いていた……
フロア3
朽ちた船影の奥で、何者かと目が合った気がした……
フロア4
海底から誘うような声が聞こえてくる……
先人たちの言葉 †
船乗りの本望
仲間の死体を海に放るなど野蛮で無情だ、と非難してくるうるせえヤツもいる。
だがな、俺たちにとって水葬は本望なんだ。棺桶に閉じ込められて土の下に埋められるくらいなら、そのまま海に還りてえってコトさ。わかったか?
考古学者の知見 5
古代人が如何なる風習を有していたのか、判明している事実は非常に少ない。長年研究を続ける考古学者として恥ずべきことかもしれないが、むしろ私は残されている研究余地の広大さに、感嘆を禁じ得ない。
また、既に判明している少ない事実から帰納的に導けることもあるはずだ。特に興味深いのは、古代人たちが多様な葬儀形態を有していたことだ。地域によって異なる風習を持つらしい彼らを古代人と一括りに論じること自体が、初めから間違っていたのかもしれない。
水底の呼び声
海の真なる深さを知らず、その表層を漂う者たちよ。願わくば無知を貫き、まやかしの好奇心に騙されたまま、輝きの大地を目指せ。
真実を知ってしまえば、人の子の魂は恐怖によって瓦解する。そして暗き水底で死に続けるのだ。我々と永遠に--。
竜追いテレムの航海日誌 27
水葬なんて、俺は勘弁だぜ? 死んでからも魚や魔物に喰われ続けるなんて最悪中の最悪だろ。
どうせだったら、俺の偉大さが伝わるようなでっけえ銅像が建てられて、その下に埋葬して欲しいモンだよな。
コメント †