自虐、被害妄想、劣等感--。否定的な感情の波に流され続ける巨大な海蛇は、自らの役割を忘れ、岩礁の狭間でただ世を恨んでいる。全てを「あるべき場所」に送り返すその幻獣に必要なのは、きっと彼自身の心を「あるべき場所」に戻してくれる、優しい誰かの手助けだ。
探索時間通常:60分
幻想:70分
狂気:90分
フロア数3
ダンジョン特性
船上
探索イベント先人たちの言葉
宝箱
落し物
休息
船酔い

※探索時間は変動スキルが無い場合

出現モンスター

道中

フロア名称(種族)最小数最大数難易度

最終フロア

フロア名称(種族)最小数最大数難易度
4リヴァイアサン(幻神)11通常~狂気
ストーンマンタ(魔獣)
シャドウスイマー(魔獣)
ドラウンドゾンビ(不死)

レアアイテム/称号

ダンジョン内ストーリー

詳細を表示

フロア1

暗い空から、滝のような豪雨が降り注ぐ。

フロア2

海蛇は怒りに唸り声を上げ、海の底にその巨体を隠した……

フロア3

海面が割れ、巨大な海蛇が姿を現す。頭をゆっくりともたげ、その瞳でこちらを睨み付けた。

先人たちの言葉

幻獣辞典 5
誰も立ち寄らぬ荒れた海には、故郷から追放された海蛇の幻獣が棲んでいる。海底に沈んだ遺物をあるべき場所に返す、心優しき幻獣であるはずだった。
しかし幻獣は本来の役目を忘れ、今日も巨体を丸めて天を睨み、世俗の不平不満を漏らし続ける。なぜ自分ばかりが責められるのか。なぜ自分は何もかも上手くできないのか。なぜ自分には護ってくれる"母君"がいないのか--。母なる海に棲み、母への憧憬を抱く幻獣は、自らの心のあるべき場所を、まだ見つけていない。
吟遊詩人の詩 5
ある日、海蛇の幻獣は海面から顔を出して呟いた。「可哀想な俺は、どうしてこの世に生を受けただろう」と。するとどこからか声がした。「そんなの、君の母君に訊いてみればいいじゃないか」。幻獣は目を丸くして訊く。「母君とは、何のことだ?」。声は答える。「君のことをこの世に生まれてほしいと願い、君のことを一番に愛してくれる者のことさ」。それから声は聞こえなくなった。
幻獣はおぼろ月を眺めながら独り思った。「俺にも、そんな母君がいてくれたらいいのに」と。
裏道マニアの徒然草 3
あるところに、海に流された少年がいた。彼の家族が捜索を断念して家に帰ると、不思議なことに、少年は家の寝床にずぶ濡れの衣服のまま寝ていたという。起こされた少年は言った。「沖で海蛇に呑み込まれたら、ここにいた」と。
これは伝説に聞くリヴァイアサンの仕業ではないかと私は思う。リヴァイアサンの喉から繋がる"裏道"を、私も一度通ってみたいものだ。
竜追いテレムの航海日誌 30
自分のことが情けなくなる気持ちってのは、俺にだってわからなくもねえ。だが、ヤツみたいにいくら嘆いても、世界は変わってくれねえんだ。だったら自分が変わるしかねえんだよ。苦え泥水すすってでも、変わっていくしかねえだろ?

コメント

お名前:

コメントはありません。 Comments/リヴァイアサンの胃袋


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.